三宅町田古墳



2008年一発目は、この珍妙な古墳でまいりましょう。

和気町三宅、国道374号線から県道53号線に入り、
佐伯大橋を渡って二つ目の信号から200mほど西進
した南側の水田中に、明らかに墳丘と分かる盛り土が
残っています。


エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?


道路から丸見えなので、思わず急ブレーキを踏んじゃい
ますた。




墳丘を東側から。
集落の民家に張り付くように墳丘が残っています。
開口していますが、こちらは奥壁側。




南側からのショット。

墳丘上には、アンテナのような石碑が建てられています。
あまりにも墳丘が削減されているため、円墳なのか
方墳だったのか分かりません。

・・・しかし、まさに石室だけを残して極限まで墳丘が
削り取られていますな・・・


ガン( ゚д゚)ガレ




開口部。

高さ1m弱。
しゃがみながら入室することに・・・




玄室から奥壁。

幅1.74m、玄室長6.08m、石室残存長は8.6mに
なります。
奥壁が欠損していますが、恐らく二段積みか。
側壁は三段積みになっています。


(・∀・)イイ!!




玄室から開口部。

両袖式。
巨石を用いた立派な石室。
床面もかなり埋まっているようだし、元々は非常に大きな
石室だったと思われます・・・


また、この古墳もムービー撮影しましたのでご覧下さい。




     三宅町田古墳    総合評価               
   ビギナーお薦め度  非常に分かりやすい場所にある古墳。 見学も容易。
   マニアお薦め度  シチュエーション的にマニア受けする古墳です。
  交通アクセス状況    駐車場スペース無し。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント  削平を受けながらも、石室の残存状況は比較的良好。 狭いですが、内部も
 ジックリ見学していただきたい。
  その他の注意点    ライト推奨。 水田中なので、農繁期は配慮してください。





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