古墳。

・・・とうとう、名前すらない古墳を見学してしまいますた。
場所は下記のマップをご覧下さい。

瀬戸内市と岡山市の境界、山中の谷あいにある
古墳です。
私は南から向ったのですが、道路は舗装されている
ものの人が通行した気配は全く無し。
道に覆いかぶさるようにして竹や雑草が生えていました。
おかげで到着したときには、車のボディに前から後まで
一直線に引っかき傷が・・・


( TДT) ・・・もう死にたい・・・

写真向って左の竹林中には、
同じく名無しながら全長9mを
越す石室を持つ古墳がある
そうです。

・・・が!
この竹林、立錐の余地も無い
ほど竹が生い茂っていて、
捜索を断念。
誰か探してください・・・・・


_| ̄|○ もうダメポ・・・

古墳がある山の南斜面は一面のキャベツ畑に
なっています。
周辺には巨石がゴロゴロしていて、かつては複数の
古墳が存在していたことをうかがわせます。

古墳はトップの写真で言えば左上、丘陵の西にあります。
左の写真は古墳全景。
樹木が生えていますが、何となく古墳オーラを発して
いますた。

墳丘。

雑草に覆われていますが、何となく円形を描いています。

・・・ああ、この「古墳。」「。」は、モー娘。
真似では無く、円墳を表す象形文字
だとお考えください。


ヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか

開口部。

西に開口し、高さは1mほど。
名前も無い古墳ですし、あまり期待はしてなかったの
ですが・・・

玄室。


入ってビックリ!

エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?


巨石を用いた非常に立派な石室です!
幅1.65m、玄室長4.6m、石室全長6.25m以上。
高さも2mくらいあり、そこらの史跡指定の古墳にも
引けをとりません!


(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ


玄室から開口部。

左片袖式。

天井石の平面加工や側壁の丁寧な石積みをみても、
かなりしっかり造られていることが分かります。
なぜこの古墳が名無しのままなのか、謎ですな・・・

・・・というか、最大の謎は、なぜ私がこの古墳を
訪れようと思ったかです・・・
何でこんな古墳見つけたんやろ・・・?


∩(・∀・)∩ モウ オテアゲダネ

     古墳。    総合評価                 
   ビギナーお薦め度  ・・・いや、わざわざここに来いとは・・・
   マニアお薦め度  無名なのにこの豪華さ! いっぺん見とけ!
  交通アクセス状況     駐車スペース無し。 大型車進入注意。
 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント  僻地に埋もれた巨石墳。 その造りの丁寧さを見てください。
  その他の注意点    ライト推奨。 カマドウマ注意報発令中!
                 周辺は農地ですので、農繁期は配慮が必要です。



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