稲荷山古墳

大淀町新野、新野稲荷の境内の石段脇に開口している
古墳です。
国道370号線から新野稲荷に登っていくと、正面に
大きな鳥居と石段がありますが、それを左から時計
回りに迂回するようにして登っていきます。
すると、境内の駐車場(未舗装)にたどり着きます。
駐車場奥に左の写真の鳥居があり、その奥の石段脇
(左)に開口しています。

墳丘。

ほとんど斜面に埋没しています。

・・・実は、槙ヶ峰古墳を訪問した帰り道にこの石段を
下ったのですが、ものの見事にスルーしてしまい
ますた・・・


il||li_| ̄|○il||li ・・・もうダメかも・・・

開口部。

高さ1mほど。
下から見れば一目瞭然なのに、どうして見逃したかな・・・

玄室。

内部には石碑が安置されています。
玄室サイズは幅、高さとも1.5m、玄室長2.5mほど。
側壁や奥壁の石材は平たい緑泥片岩が用いられていて、
和歌山の古墳とのつながりを感じさせますな。
奥壁上部は微妙に三角持ち送り天井か・・・?


(・∀・)イイ!!

玄室から開口部。

右片袖式。

玄門下に梱石らしき石材があります。
羨道も2mほど残っていますな。

開口部下にも石材が。

これは梱石か、それとも閉塞石の一部か・・・?


(・ω・ )モニュ?

      稲荷山古墳     総合評価                
   ビギナーお薦め度  槙ヶ峰古墳と違ってラクに見学できます。
   マニアお薦め度  小ぶりな古墳ですが、意外に見どころ多し。
  交通アクセス状況     境内に駐車場あり。 大型車進入不可。 下車後徒歩
 約1分。
  観賞のポイント  和歌山の古墳の影響を受けたと思われる石積みや梱石など、ジックリと見学
 したい。
  その他の注意点    ライト推奨。 夏季はマムシ・ハチに注意。



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