片山古墳

浜田市下府町、下府駅の北を東西に走る間道を東南に
どんどん進むと、1kmほどで道路北側に古墳の標識が
立っています。
この前に、何とか車一台が停まれるくらいのスペースがあります。

標識から北の山麓に入っていくのですが、古墳への
ルートはかなり急な山道になっています。
手製の手摺がありますが、足元には注意。


50mほど登ると、開口部が見えてきます。
これが片山古墳。
明治期、かの古墳オタ外人、ガウランドによって測量
されたそうです。

玄室。

終末期の古墳らしく、非常に整った精美な石室です。
自然石を用いていますが、よく見るとあちこちに
加工された切石が使用されているのが分かります。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ

玄室に転がっている巨石。
これが、説明板にある「千年比丘尼」がブン投げたという
巨石(半場口2号墳の奥壁石)か?



|д゚)カンサツ


と思ったら、平家蟹様のご指摘によれば、倒れた奥壁の
石材では?とのこと。
・・・そういえば、資料の写真にはこの巨石は写ってない
んだよね・・・


(・ω・ )モニュ?

玄室から開口部。

無袖式。

石見の石室は、無袖式がデフォだそうです。
石見地方でも屈指の大型石室なので、ぜひ見学して
いただきたいですな。



(,,゚Д゚) ガンガレ!


      片山古墳    総合評価                   
   ビギナーお薦め度  ビギナーさんにもお薦めの大型石室。
   マニアお薦め度  石見地方では必見の古墳ですな。
  交通アクセス状況    標識前に駐車スペース有り。 下車後徒歩約3分。
  観賞のポイント  自然石と切石が混在している壁面、それに玄室内の巨石もポイントです。
  その他の注意点    ライト推奨。 滑落注意。



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