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福山市新市町戸手、新市ゴルフセンターのある十四池の
西の丘陵にある古墳です。
この古墳、初めて訪問する際は非常に苦戦すると思います。
まず、標識が少ない!
この妙見堂古墳への標識は、十四池南の細道に一ヶ所
だけ、しかも恐らく入ってくる方角とは逆に向いています!
私も東から来た際には標識に気付かず、Uターンした際に
発見しました・・・
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標識どおりに進むと、一軒の民家(二世帯)に突き当たり
ます。
画面真ん中右に小さな標識があり、矢印は民家の
方を指しています。
民家の敷地内にある古墳かと思い、民家の人に尋ねて
みると、南側の民家の中学生くらいのにーちゃんが、
自信タップリに「古墳はあっちの山の上
だYO!」と、遥か北のかなたの山上を
指差したのです!!
標識の矢印とは真逆ですが、あまりにも自信たっぷり
なので、仰るとおり北の山中を探したのですが、
見つからない!
もう山頂まで上がったのですが、陰も形もありません!
ドコ?(T-T ))(( T-T)ドコ? |
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30分ほど山頂を探し回ったあげく、疲れ果てて標識の
場所まで戻ってきました。
・・・標識はある。
それは間違いない。
・・・では、古墳はどこに消えたのか?!
1.やっぱり民家の敷地内にある。
2.もう消滅していた。
3.やっぱりにーちゃんのいう山中にある。
さて、正解はどれだ?!
ヽ(´∀`)9 ビシ!!
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さて、正解です。
正解は・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
標識脇の塀の上を歩いていく
でした!
・・・そんなん分かるか!!
(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻--┻ |
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悩みに悩んだあげく、標識脇の塀の上が歩けそうな気が
したので、一か八か歩いていくと、向こう側に山道が続いて
いて20mほどで古墳に到着!
い、今までの苦労はいったい・・・
il||li_| ̄|○il||li
・・・ああ、これから見学する方のために、古墳から標識
までの道のりをムービー撮影しときましたので、
それをご覧になれば、分かりやすいかと思います。
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まぁ、とりあえず古墳が見つかったので見学を。
古墳の開口部前にお堂が建っていて、これが「妙見堂古墳」
の名前の由来と思われます。
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開口部。
古墳は、羨道部分と玄室の前半を失い、しかもかなり
床面が埋まっています。
・・・じゃあ、ダメダメなのかというとさにあらず、結構イケてる
石室なのです。
下の写真は玄室奥壁。
ほとんど同じ形状の鏡石を二枚並列に並べるという、
個性的な配置になっております!
しかも、その表面処理が素晴らしい!
写真では分かりにくいですが、本当にまっ平に石面を
均してあります。
す、素晴らしい・・・
(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
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これは天井石。
この大きさはどーよ?!
(*´д`*)パッション!!
天井石が側壁や奥壁に全然架かってない
なんて、実に瑣末な問題でしかありませんな・・・
((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル
ちなみに、玄室のサイズは幅2m弱、高さ1m弱、
玄室長1.5mほど。
・・・しかし、無事古墳が見つかって良かった・・・・
もし見つからなかったら、憎しみのあまり不幸な事故
が起こったかもしれません・・・・・
( ´∀`);y=ー(゚д゚)・∵. ターン |
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妙見堂古墳 総合評価 |
ビギナーお薦め度 |
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ちょっと場所が分かりづらいんで・・・ |
マニアお薦め度 |
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中途半端にいい感じの石室。 |
交通アクセス状況 |
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民家前に駐車スペース有り。 大型車進入不可。
下車後徒歩約1分。 |
観賞のポイント |
石室が半壊してるのが何とも惜しいが、石材の表面処理は一見の価値あり。 |
その他の注意点 |
夏季はマムシ・ハチに注意。 |
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