鵜ノ鼻古墳群その18・19

古墳群の西端に海へ下りる階段があり、それを下ると
海辺に2基の古墳があります。

墳丘全景。

直径10mほどの円墳か。
西の海に向って開口しています。
ホントに海べりで、古墳から波打ち際まで10mほどしか
ありません。
築造当時の海岸線がどうなってたのか不明ですが、
それにしてもよく墳丘が残ってたなぁ・・・



(・∀・)チゴイネ!

開口部。

石材が崩れかかってますが、何とか隙間から入室可能。

玄室。

内部は完存しています。
幅1.5m、高さ2m弱、玄室長3mほどか。

海沿いの古墳ながら、海辺の丸石じゃなくてちゃんと
加工した割石を多く用いているようです。
この古墳群に特徴的な三角持ち送り式天井は
あまりハッキリしませんな・・・



(*´д`*)ハァハァハァアハァ


玄室から開口部。

袖部分が消滅してるみたいで、現状では無袖式か?
開口部の石材は落ち込んだ天井石らしい。



・・・しかし、こうして石室内にいると、波の音だけが
子守唄のように響いてきます。
この古墳に葬られた人物は、恐らく漁師や製塩などの
海に関係した職業に就いていたのでしょう。
死後も、海の側にいたいという被葬者の気持ちが
何となく伝わってくるように感じました・・・



( ;∀;) カンドーシタ

18の側にある古墳。

石室跡と石材が残るのみ・・・



(・ω・` )



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