稲荷山古墳

高島市鴨、JR湖西線西側の志呂志神社南の農地脇に
小さな覆屋が建っています。
これが稲荷山古墳です。

近くに資料館もありますが、月曜日という中途半端な
時に来たので、閉まってますた・・・

墳丘。

かつては全長60mほどの前方後円墳で、横穴式石室も
あったそうですが、現在では石棺を残すのみ。
石棺の風化が激しいため、地元民の協力で覆屋が
建てられたそうです。

詳細は下記の写真で。



( ;∀;) イイハナシダナー



覆屋の中には入れませんが、ガラス越しに見学可能。

これは北側から。
大きな縄掛突起が残ってますな。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ

東面。

こちら側の縄掛突起は平たい形状をしてます。

南面。

凝灰岩製の刳貫式家形石棺。
二上山の白色凝灰岩という一流ブランド品です。

この古墳は継体天皇に二人の后を配した三尾氏の
墳墓との説があるそうですが、この石棺の材質から
みても、大和朝廷と深い関係にあった人物の墓である
可能性は大きいですな。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ

壁には発掘時の副葬品の様子が図示されてますが、
細かくてよく分からん・・・


(´Д`;)


下のパノラマ写真、覆屋を覗き込んでるのは、古墳見学に来た
小学校低学年くらいの少年です。
しかも、何気なく親と話しているのを聞いてると、なんと自分から
せがんで古墳見学に来たみたいです!

・・・こんな幼いのに古墳見学が趣味とは、なんて不憫・・・
じゃなくて、なんて頼もしい少年でしょうか!!
この子が、将来ずっとこのピュアなハートを持ち続けていて
欲しいと願わずにはいられません・・・



(,,゚Д゚) ガンガレ!


     稲荷山古墳    総合評価                 
   ビギナーお薦め度  墳丘はありませんが、石棺を間近で見学できます。
   マニアお薦め度  石室が消えちゃったのが痛い・・・
  交通アクセス状況     神社前に駐車スペース有り。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント  もう石棺しか無いので、隅々まで見学を。 資料館にも寄ってってください。 
  その他の注意点  特に無し。 



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