二本松古墳石棺

貞丸古墳群からさらに西に進むと、神社の前に
またもや巨大看板が!

これを見ると、いかにも立派な古墳がありそうに
思えますが・・・

石段を上がると、境内にポツンとおかれた石棺が一基。
これが二本松古墳・・・・・「石棺」です。



 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工

近影。

組合式家形石棺。
貞丸古墳の石棺と同じ、兵庫県は竜山石製の
スペシャルな逸品です。

・・・しかし、これを「古墳」と呼ぶのはどーよ?!



( ゚Д゚)ハァ?


反対側から。

こちらは側面の石材がありません。
そのぶん、内部見学がしやすいのですが、もともと
この面の石材は無かったんだろうな・・・

石棺内部。

長さ2m弱、現代人だとちょっと苦しいサイズか?
いや、別に寝転がってみたわけじゃないですが。



⊂⌒~⊃。Д。)⊃



・・・すんません、私がやりました。

側面の石材には、長辺の石材を嵌め込むための
掘り込み加工がなされています。

・・・それにしても、最近削ったような真新しさですな。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ

反対側にも加工痕有り。

蓋の裏面。

キチンと台形に掘り込まれています。
見えないトコまで手を抜かないのが一流の証拠ですな。


(*^ー゚)b グッジョブ!!


また、この近辺の寺や神社に、石棺の蓋や棺身が
残されています。
御年代古墳といい貞丸古墳群といい、石棺密度高すぎ!



ド━(゚Д゚)━ ン !!!

     二本松古墳石棺    総合評価              
   ビギナーお薦め度  古墳じゃないので、過度な期待はしないように。
   マニアお薦め度  石棺スキー(いるのか?)にはタマランですな。
  交通アクセス状況     神社前に駐車スペース有り。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント  この時期(7世紀)、大和地域以外にはほとんど無い竜山石製の石棺。
 しかも珍しい組合式なので、各部の掘り込み加工をジックリ見学すべし。 
  その他の注意点  特に無し。 



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