遠敷43・44号墳

神通寺の北側の丘陵一帯が墓地になっていて、その上に
この43号墳(神通寺裏山古墳)があります。
墓地の左端、神通寺との境に山道があり、それを上ると
この43号墳にたどり着くのですが、最初は知らずに
墓地を直登してしまい、先に44号墳に着いてしまい
ますた。

これは44号墳から見た43号墳。

墳丘全景。

直径20m、高さ4mの円墳です。
開口部前は、お寺の焼却場となってるようです。

開口部。

南東に開口し、高さは1mほど。
ちょっと屈みながら入室・・・

玄室。

墳丘の割には奥行きが短い石室です。
幅2.2m、高さ2.6m、玄室長4.3m。
石室全長は5.5mです。

玄室自体は大きく、また高さがあるので数値以上に
広く感じます。
奥壁には鏡石を据えた、いわゆる巨石墳の範疇に
入る古墳です。

羨道が極端に短い古墳は終末期の古墳に多いの
ですが、この古墳は6世紀後半の築造と考えられて
います。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ

側壁の一部。

ここだけ石材が凹んでいます。
石材が出っ張ってるのは珍しくありませんが、凹ってる
のは珍しいですな。



( ´・∀・`)へー

開口部。

右片袖式。

開口部周りの石材は、チャートっぽい硬質の石材が
用いられています。
・・・鏡石は花崗岩ぽかったのだが・・・?

右上の地層みたいな模様が入った堆積岩?が
使われてるのが印象的・・・



(*゚∀゚)=3

43号墳から見た44号墳。

30mほど上にあります。

墳丘。

単純な円墳ですが、未開口ゆえ詳細は不明・・・



(・ω・` )



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