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高野山の東に位置する天狗山の南東麓、県道297号線
目田バス停から西に伸びる農道を西進すると、数百mで
北に小さな集落があります。
そのなかの一軒のお宅の裏から空山古墳への登山道が
延びているのですが・・・
最初、近所の住民に尋ねたところ、「・・・ああ、それなら
共産党の家の裏だよ(原文ママ)」と
教えてくださいました。
・・・確かに、鄙びた集落中に一軒だけ、憲法9条で
消費税反対の、ひとり総選挙体制の
お宅が!
バンバン幟が立ちまくってるので、嫌でも気付くと
思います。
ヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか |
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そのお宅の裏から険しい山道を登ること5分あまり、
左記の写真の古墳が見えてきます。
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墳丘全景。
直径10m前後の円墳のようですが、石室上の封土が
流失して天井石が露わになっています。
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墳丘上、奥壁側から開口部側を。
平たい巨石が並べられているのが分ります。
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開口部。
高さ1m弱とスモールサイズ。
四つん這いになって入室・・・
======_| ̄|○ |
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玄室。
・・・完成度高?!
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
なんと、内部は非常に精緻な、横口式石槨風の石室です!
各面とも切石に近い平面処理された巨石を用いていて、
その完成度は特筆モノです。
側壁が多少土圧で押されてますが、それを差し引いても
この石材加工は必見です。
(*´д`*)パッション!!
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玄室から開口部。
現状では無袖式。
石室サイズは幅、高さとも1.5m弱、石室全長5mほど。
この山上にこんな精緻な石材加工の石室を組み上げた
点から見ても、この古墳の被葬者の権勢が伺えますな。
(・∀・)チゴイネ!
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