競馬道1号墳



やれ岡山だの四国だのと遠征が続いていたので、
ここらでちょっと近場の古墳を見学することにしますた。
ええ、決して金が無くなったとか、
そんなんじゃ・・・


ウァーン・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )ナクナ


奈良市大柳生町の丘陵にある古墳です。
大柳生交差点から県道47号線を300mほど北上
すると、左の丘陵に入る脇道があります。
そちらに入り100mほど行くと、道の右脇に大きな
前方後円墳の墳丘が見えます。

左の写真は丘陵への脇道。
付近の分布図は下記のマップを参考にしてください。












上のパノラマ写真は、山道からのショット。
道のすぐ側に墳丘が残っています。
向って右が後円部。

資料では前方部が消失とありますが、見たところ
前方部も残存しているようです・・・


( ・∀・)イイ!


左の写真は、前方部から後円部。
後円部の直径は22m、全長は40m弱くらいと
思われます。




後円部から前方部。

・・・しかし、この古墳の最大の謎は、この珍妙な
ネーミングでしょう。
「競馬道」って・・・ (´Д`;)
命名した奴を捕まえて、一晩中説教してやりたい
気分です。


( ゚Д゚ )ハァ?




後円部南面、山道に向って開口。




開口部。

高さ50cmほど。
長さも5mくらいあるので、嫌でも匍匐前進せねば
なりません・・・


ズサ━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━!!




玄室。

非常に立派な玄室。
幅2m弱、高さ2m、玄室長5mほどか。
小ぶりな石材を用いていて、側壁はやや持ち送っています。
石室全長は10mくらいある、大柳生町最大級の石室です。

石室内にいると、一切の雑音がかき消され、黄泉の国
いるような錯覚に陥ります・・・


((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル




玄室から開口部。

左片袖式。

・・・それにしても、状態のいい石室ですな・・・


( ´ー`)フゥー...




羨道。

毎度のことですが、羨道から外界に戻るとホッと
しますな。
やはり石室内は異世界と繋がってるのかも・・・


ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ




      競馬道1号墳     総合評価             
   ビギナーお薦め度  開口部が狭いので、ビギナーさんにはお薦めしにくい。
   マニアお薦め度  前方後円墳に大型石室。 マニアの血が騒ぐ!
  交通アクセス状況    駐車スペース無し。 下車後徒歩約3分。
  観賞のポイント  羨道までキッチリ残っているので、石室の隅々まで観察したいですな。
  その他の注意点    ライト必須。 カマドウマ注意報発令中!
               夏季はマムシ・ハチに注意。





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