熊の森古墳


綾の森古墳から南の農地内に、小型の前方後円墳が
残されています。
これが熊の森古墳。

上の写真は北側から。

左の写真は東側から。
向って右が後円部です。

石碑には、「市辺」の文字が。
資料によると、これは市辺皇子の陵墓だそうです。
市辺皇子は安康天皇の皇子ですが、同母弟の大泊瀬皇子
(後の雄略天皇)にこの地に狩に誘われ、射殺されたと
伝えられています。

近くに宮内庁認定の陵墓がありますが、これはそれ以前の
江戸時代から市辺皇子の陵墓と考えられてきました。



( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー

まあ、この話は5世紀中頃の事件なので、年代的にも
合いそうですな。

これは前方部隅から。


     熊の森古墳    総合評価               
   ビギナーお薦め度  小型ですが形のいい前方後円墳です。
   マニアお薦め度  墳丘マニアなら何とか・・・のレベル。
  交通アクセス状況    駐車スペース無し。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント  単なる前方後円墳ですが、歴史ロマンと絡めるとまた趣が違いますな。
  その他の注意点   夏季はマムシ・ハチに注意。 



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