岩屋山古墳

蟹穴古墳からさらに山道を登ること数百m、山頂に
岩屋山古墳があります。

左記のような表示板があるという点で、山道の険しさを
察してください・・・



⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ・・・もうダメポ・・・

墳丘全景。

山頂に、きれいな円墳が残ってますた。

今回、珍しく私の前を大学生くらいの男三人組みが
見学に来てたのですが、山頂に着くなり石室も見ずに
帰ってしまいますた。

・・・一体、何しに来たんやろ・・・?



( ゚Д゚)ハァ?


石室の後部に、何やらテントみたいなものが架かって
ますが・・・?

奥壁側。

奥壁側の石室が開口し、保護のためシートが架けられて
いるようです。
大きく「立入禁止」の文字が。

奥壁を外側から。

・・・不思議なことに、「立入禁止」のはずなのに、
昇降用のロープが設置されています。

まぁ、お役所の「お前らどうせココから入るんだろ?
一応ロープ付けとくけど、「立入禁止」の看板あるから
自己責任でね!」という本音が読み取れますな。



ヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか

玄室。

行間を読んで、奥壁側から入室。

玄室の状態は非常に良好。
戦時中塹壕に使われてたわりには、石材等もキチンと
残されてます。

また特徴的なのが、壁面の最下段に、横長の板石を
這わせてる点です。
恐らく、板石で土台を安定させ、その上に平たい割石を
小口積みしたのでしょう。
なかなか合理的な工法ですな。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ

右側壁。

ごらんのように、表面処理した長大な板石が最下段に
用いられています。

天井石は巨石を使用。

こ、この険しい山頂にこんな巨石を運ぶなんて、想像する
だに恐ろしい・・・



((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル

玄室から開口部。

両袖式。

・・・この石室をムービー撮影したかったのだが、暗すぎて
断念・・・

無念ナリ・・・



(´・ω・`)ショボーン

玄門から羨道を。

・・・まぁ、正規の開口部も見ときますか・。

開口部。

高さ50cmほど。
こちらから入室できなくもないのですが、まぁあっちから
入るだろうな・・・



(・ω・` )

開口部から羨道を。

玄門の袖石がとび出しています。
この辺りも要チェックですな。



(・∀・)イイネ!!

     岩屋山古墳    総合評価             
   ビギナーお薦め度  この島に来たのなら、ぜひ見学していただきたい。
   マニアお薦め度  この古墳を見ないと、この島に来た意味が無いです。
  交通アクセス状況     自動車不可。 下船後徒歩約30分。
  観賞のポイント  巨大な天井石、側壁の石材構成、袖石の状態など、見どころいっぱい。 
  その他の注意点     ライト必須。 滑落注意。 動物注意。
                      カマドウマ注意報発令中!
                      夏季はマムシ・ハチに注意。 



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