|
|
|
|
美馬市美馬町、県道12号線の北側に2基並んでいる
段の塚穴古墳群の1基です。
上の写真は専用駐車場からのショット。
手前が太鼓塚古墳、向こう側が棚塚古墳です。
さすがに国指定史跡だけあって駐車場も完備して
いますが、そこはそれ、官僚のやっつけ仕事ですので
そこかしこにアレな部分が・・・
まぁ、あえて突っ込ませていただきますが、この駐車場の
バス停車スペースはどうよ?!
私の愛車でもギリギリの途中のクランクをバスが通過できる
のかと一晩中問い詰めたい!
実際にバスを通してみた事があるんか?!
・・・しかも、それ以前に、県道からの進入路が狭すぎ!
(#゚Д゚)ゴルァ!!
・・・もう、金をかけるポイントが違うやろ!
ここに金をかける余裕があったら、市内の遺跡の整備に
金をかけてもらいたい!
(,,゚Д゚) ガンガレ!
・・・あと、トイレくらいは設置してくださいな。
|
|
|
|
|
|
|
|
まぁ、いろいろありますが古墳に罪は無いので。
これは東側からのショット。
直径は東西37m、南北33m、高さ10mの円墳です。
築造は7世紀初頭の終末期古墳です。
|
|
|
|
|
|
開口部。
南に開口しています。
扉はありますが、常時開放状態。
|
|
|
|
|
|
羨道。
奥に行くほど狭くなっています。
羨道長は7.44mあり、高さも奥に行くほど低くなっています。
|
|
|
|
|
|
玄室。
これがまたデカイ!
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) ナニココ!?
玄室長4.77m、幅は奥壁で3.07m、中央で3.38m、
玄門部分で2mという、胴張りの著しい石室です。
奥壁中段には、大きな石梁が組み込まれております。
しかも、奥壁は石梁上部から前方へ急激に持ち送って
いて、側壁も持ち送っているため、天井中央部分に
各壁面が集中する造りになっています。
この胴張りの石室床面と、前後左右からアーチ状に
持ち送っている窮窿式の天井を持つ石室形状を、
「段の塚穴型石室」と総称しています。
(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
|
|
|
|
|
|
これが天井石。
四方から壁面が集まってきているのが一目瞭然!
7枚からなる天井部分の最高部で、高さはなんと
4.25mもあります。
それにしても、よくここまで精密に組み上げたもんだ・・・
( ;∀;) カンドーシタ
|
|
|
|
|
|
玄室から開口部。
両袖式。
さすが四国最大の石室だけのことはあります。
徳島に来たなら、何が何でも見学してください。
|
|
|
|
|
|
段の塚穴古墳群 総合評価 |
ビギナーお薦め度 |
|
徳島に来て、これを見ないでどーするって感じ。 |
マニアお薦め度 |
|
決してスルーできない古墳ですな。 |
交通アクセス状況 |
|
駐車場有り。 大型車進入注意。 下車後徒歩約1分。 |
観賞のポイント |
特に太鼓塚の天井部分や棚塚の石棚・・・それ以外も全てが見どころです! |
その他の注意点 |
ライト推奨。 |
|
|
|