橋本38号墳

鳥取市橋本、橋本公民館のすぐ南に突き出している
丘陵裾にある古墳です。
場所的には、道路沿いの電器店のすぐ裏なのですが、
こちらからは行けず、西の民家の脇を抜けて行くことに
なります。

公民館からすぐ南に、民家が四、五軒南北に並んで
いて、その四軒目くらいの間から丘陵に向って路地が
延びています。
奥に板でできたイノシシ避けの柵(1m四方くらい)が
ある地点です。
そこを抜けて、丘陵沿いに左へ進むと、30mくらいで
露出した石棺が見えてきます。

下記のマップを参考にしてください。

・・・それから、民家の脇を抜ける際は家の人に挨拶を
お忘れなく。


墳丘全景。

・・・とはいっても、封土は完全に消滅していて、
石棺だけがポツンと取り残されています。


石棺全景。

雨ざらしのわりには状態は良好。
角のラインや縄掛突起も風化することなく原形を
保っているようです。
石室の石材も数個残ってますね。


(・∀・)イイ!!

北側から。

3個の縄掛突起の痕跡が認められます。
どうやら長辺に3対の縄掛突起があったようですな。

東側から石棺全景。


角の隙間から、カメラを突っ込んで内部撮影。

内部の仕上がりも完璧です!
石棺蓋の裏もきれいに刳り貫かれていて、加工した
技術者のスキルの高さを感じますな。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ

      橋本38号墳    総合評価               
   ビギナーお薦め度  冬場ならビギナーさんにもお薦め。
   マニアお薦め度  鳥取市唯一の家形石棺。 これは見とかないと。  
  交通アクセス状況     駐車スペース無し。 下車後徒歩約3分。
  観賞のポイント  古墳とはいえ、石棺しかないので。 縄掛突起の状態とか、内部見学も
 お忘れなく。
  その他の注意点  冬季推奨。 夏季はマムシ・ハチに注意。 



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