長者ヶ平古墳

向山古墳群の最南端に位置しているのが、この
長者ヶ平古墳ですが、公式な見学路は整備されて
おらず、藪の中に放置状態になっています。
看板だけは立ってますが、古墳は矢印の方向では
なく、向こう側(南側)の藪の中です。

4号墳の南から藪の中に突っ込むと、数十mで墳丘が
見えてきます。
下のパノラマ写真は右側壁。
本来の開口部は埋没していますが、側壁が崩れていて
ここから入室可能。


玄室。

玄室はけっこう広々しています。
幅2m、高さ2m、玄室長5mほどか。
小ぶりな石材を積み上げたノーマルなタイプの石室です。


(・∀・)イイ!!

玄室内に落ち込んだ側壁の石材。
これは、10年ほど前の鳥取大地震で崩落したそうです。
現在もかなり不安定な状態ですので、これでは公式な
見学コースに加えるのは無理でしょう・・・


(´・ω・`)ショボーン

玄室から開口部。

左片袖式。
羨道部分は3mほど残っているようです。


玄門の下に残っている梱石。
山陰の古墳ではお約束ですね。


羨道部の側壁。

非常に薄っぺらい板石が用いられています。
こんな薄さに加工できるなんて・・・


(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ


また、この古墳、開口部左側の側壁に線刻が
残されています。
例によって何が描かれているのか分かりにくいのですが・・・
下の写真をジックリご覧下さい。

この古墳もムービー撮影しましたので、トップページの
ムービーアイコンからご覧下さい。

・・・今、気付いたのだが・・・
線刻をムービー撮影するの忘れてた・・・orz





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