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空山15号墳のすぐ隣に説明板がありますが、古墳自体は
道路から10mほど藪の奥に入った場所にあります。
左の写真は墳丘全景。
石室の下半分だけが残っています。
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玄室。
幅2m、玄室長3.5mほどか。
石室の石材は、横長の切石を用いているようです。
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こちらは右側壁。
向って右端が奥壁の石材。
こちら側の石材には線刻はほとんど無いようです。
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・・・さて、この古墳にも線刻壁画があります。
有名なのは船の線刻と鳥の線刻なのですが、「日本の古代遺跡」
にも、「相当注意深く観察しないと探し出せない」とあるように
分かりにくい状態になっています。
しかし!
今回、奇跡的に100%確実な線刻を発見しましたので、
左の写真に位置を記しておきます。
左側壁、上部の石材に船の線刻(日本の古代遺跡83P下)
その下の石材、地面すれすれの位置に鳥の線刻(83P左中央)
がありました。
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手書きで稚拙ですが、左に線刻の図を描いてみますた。
下の1枚目の写真は船の線刻。
左の船の絵の、左半分が鮮明に観察できます。
2枚目の写真は鳥の線刻。
左の鳥の絵の、胴体から下と足が観察できます。
どちらも劣化が激しく、日本の古代遺跡の写真よりも
薄くなってきてます。
3枚目も線刻だと思うのですが、何の線刻だかよく分かりません・・・
とにかく、3基のなかでは一番分かりやすく見学しやすいので、
ぜひ現地で現物を見学してください。
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